和式のトイレがするのがしんどい方は要チェックです。
下北沢さんぽ整体院トレーナーの深瀬です。今日は屈伸を楽にする方法について書いていきます。最近はあまり少なくなってきましたが、和式のトイレなどで用を足す時に、昔より座るのがきつくなった経験などはございますでしょうか?かかとをつけたままだと座れず、かかとを浮かしている方も多いと思います。

まずはこのかかとが着いた屈伸姿勢(通称:ヤンキー座り)は上記のような姿勢です。構造としては、股関節が屈曲、ひざ関節が屈曲、足関節が背屈している状態です。これが出来ない大きな要因の1つとして足首が硬くなりスネの方に足首が上げれなくなくなっていることが考えられます。そこで、今回は誰でも和式トイレを快適に使えるようなストレッチをお伝えします。
今回は、足裏を緩めていきます。
何故、足裏を緩めるのか?
足首を上げる動作はスネの筋肉が縮むことで足の甲がスネに近づきます。筋肉が縮んでいる時は、反対側の筋肉のふくらはぎがブレーキをかけ、関節や靭帯を痛めない様に制御しています。基本的に関節の動く幅が狭くなった時は、このブレーキをしている筋・筋膜がブレーキをかけ過ぎてしまうせいで動きの幅の減少してしまいます。
つまり後ろの筋・筋膜にゆとりができると、ふくらはぎの筋もゆるみ、過度にかかったブレーキを通常に戻してくれるので、足首がよく曲がるようになるのです。足裏を緩めるのはふくらはぎを含め、体の裏側の筋・筋膜を緩める為に行うのです。
【足裏を緩める方法】
➊まずはお家にあるコロコロ出来る棒を探してみて下さい。

❷次に踵の下に棒を置きます。

➌足にはしっかり体重を乗せた状態で少しずつ棒をつま先側に転がしていきます。

➍かなり痛いと思いますが、踵と足指の下の骨がしっかりと地面に着いた状態でつま先側に転がして下さい。

➎足指の下の骨を乗り越え指下まで棒が来たら終了です。

➏これを3~5セット行った後、もう一度座ってみて下さい。

いかがだったでしょうか?
曲がりやすさやスネの前のストレスが減少しているのを感じて頂けるかと思います。
足首の硬さがあると歩きにも影響が出てしまい、体の全身の歪みの基になってしまうこともあります。
ぜひ一度試してみて下さいね。
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