モートン病の症状
モートン病は,1876年にMortonが報告した,中足骨痛をきたす疾患のことです。

しびれや、幹部に塊があるような違和感を覚えることもあり、足の中指と薬指の間に「ピリピリ、ジリジリ」と刺すような痛みが走る症状です。
この痛みは、指と指の間を通っている神経がコブ状に腫れてしまい、歩くたびにその部分を刺激してしまうことで起こります。
ヒールを履く女性に多く見られ、特に痛みを感じるのは足を踏み出すときです。
モートン病の原因
モートン病は、足首の硬さが出ること、姿勢の悪さから、移動時や立っている時に足の前側に過度にストレスがかかったことが原因と考えています。歩きすぎたりすると骨や靱帯によって圧迫され、足の薬指と中指の間の3,4番目の指の間を通る神経がこすれたりして腫れることがあります。モートン病は、長時間に及ぶ刺激での腫れを繰り返すことで、刺激量も増えてしまい症状が悪化していきます。時には、他の指の間にも生じることがあります。
治療方法としては、手術で脹れている神経を除去すること、きつくない靴を選ぶこと、指の反り返りを制限する足底挿板で足の指の安静を保つ、鎮痛剤やビタミン剤の内服をする、ステロイド注射を行います。
直接的な原因例として、以下の下記のことに注意して下さい。
・ハイヒールをよく利用している。
・つま先立ちをする姿勢が多い。
・横幅の窮屈な靴を履いている。
過度にストレスのかかった足は、さらに緊張をしてしまいそれがやがて、足首の可動性の減少→血行不良→足の神経系に異常を来せてしまいます。

モートン病の施術方法
骨格矯正の施術の方では、足の神経の根本である仙骨からアプローチをかけていきます。そして足のアライメント(角度)を整え足のアーチが出来るように調整していきます。立っている時の重心も変えて、前方に過度な荷重がかかるのを変えていきます。
筋膜矯正では、足首の動きを出していきます。つま先を脛の方に動かす動き(背屈)が悪くなり、歩いている際に、局所に負担がかかり神経を傷つけてしまうのでそれを解消していきます。また指が使えなくなっている方がほとんどですので、指を使えるようにトレーニングも行っていきます。ただ普段の靴の履き方を変えるだけでも痛みが変わっていくことも多いので、正しい靴の履き方を心がけて下さい。
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