こんにちは!さんぽ整体院トレーナーの深瀬です。
「腸活」という言葉を耳にしたことがありますか?腸活とは、腸内環境を整え、健康を向上させるための活動を指します。
腸は「第二の脳」とも呼ばれるほど重要な臓器で、免疫力や体調、さらにはメンタルヘルスにも大きな影響を及ぼします。今回は、腸の働きや健康を守るための具体的な方法をご紹介します。腸活の秘密を知り、日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

腸内細菌の黄金比を知っていますか?
腸には約100兆個以上もの細菌が生息しており、これらは「善玉菌」「日和見菌」「悪玉菌」の3種類に分類されます。善玉菌は腸を健康に保ち、免疫力を高める働きをします。
一方で、悪玉菌は腸内環境を乱し、便秘や肌荒れ、体調不良を引き起こします。そして、日和見菌は体調によって善玉菌にも悪玉菌にも転じる「気分屋」な細菌なのです。

理想のバランス「2:7:1」
善玉菌・日和見菌・悪玉菌の割合が「2:7:1」に保たれていることが、健康的な腸内環境の秘訣です。このバランスが乱れると、腸内環境が悪化して体調不良の原因になると言われています。
近年では、腸内フローラ検査を利用して自分の腸内バランスを知ることができるので、原因不明の不調に悩んでいる方は一度試してみるのもおすすめですよ。

脳と腸は密接に繋がっている!「脳腸相関」の不思議
腸には脳と連携する神経が張り巡らされており、「脳腸相関」と呼ばれる強い繋がりがあることが分かっています。腸と脳はお互いに情報を送り合い、体調や感情に影響を与えているのです。

例えば、空腹になると腸が「お腹が空いたよ」と脳に信号を送り、逆に脳がストレスを感じると「今緊張している」と腸に伝えてお腹が痛くなることも。
こうして脳と腸は絶えず情報を交換し、体のバランスを調整しているのです。つまり、腸の健康を守ることは、心の健康を守ることにも繋がっていくのです。どちらも大切扱って下さいね。

腸活の基本!「補菌」と「育菌」で腸を元気に
腸を健康に保つためには、「補菌」と「育菌」の2つのステップが欠かせません。それぞれの違いを理解して適切な対応を腸に施してあげてください。
1. 補菌で腸に良い菌をプラス
補菌とは、発酵食品などを食べて腸に良い菌を直接補うことを言います。
ヨーグルト、納豆、キムチ、味噌などが代表的な食品です。これらを日常的に摂ることで、腸内に善玉菌を増やすことができます。

2. 育菌で善玉菌を増やす
育菌とは、腸内にすでにいる善玉菌を育てて活性化させることを言います。
善玉菌のエサとなる「プレバイオティクス」を摂取することで実現できます。プレバイオティクスは、ゴボウ、玉ねぎ、バナナ、大豆製品、はちみつなどに多く含まれています。善玉菌を補うだけでなく、育てることも忘れずに取り組んでみましょう。

腸活を続けるとこんな効果が!
腸活を継続すると、さまざまなメリットが得られます。
1. 免疫力アップ:腸は体全体の免疫力の約7割を担っています。
2. 便秘や下痢の改善:腸内環境が整うことで腸の動きがスムーズに。
3. 美肌効果:腸内細菌が肌のターンオーバーを促進します。
4. ストレス軽減:腸内が健康だと「セロトニン(幸せホルモン)」の分泌が増え、心も穏やかに。

日常生活で簡単に取り入れる腸活のコツ
腸活は、難しいものではありません。ちょっとした工夫で続けやすくなります。
• 朝食にヨーグルトをプラス
• 昼食や夕食に発酵食品を取り入れる(味噌汁や納豆がおすすめ)
• ゴボウや玉ねぎなどの野菜を意識的に摂取
• 毎日1.5~2リットルの水分をしっかり補給
これらを無理なく日常に取り入れることで、腸内環境は確実に改善されていきますよ。

まとめ:腸活で体の中から健康になろう!
腸は健康の土台を支える重要な臓器です。腸活を始めることで、体調不良の改善や免疫力の向上、美肌効果、そして心の健康にも繋がります。今日からできることを少しずつ始めてみましょう!
下北沢さんぽ整体院では、腸を含む全身の健康をサポートする施術やアドバイスを行っています。体や腸の不調について気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
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